検索の入口が変わり始めた
これまで多くの人は、Googleで検索し、複数のWebサイトを開き、自分で比較していました。これからはChatGPTやGeminiなどに条件を伝え、AIが候補を数件に絞る場面が増えます。
たとえば「東京駅周辺で、子どもと遊べて、駐車場があり、その後に夕食も食べられる場所」と聞かれた時、AIは条件を理解し、複数の情報を比較し、候補を推薦します。
検索結果で上位になることに加えて、AIの候補に入ることが重要になる。
AIに選ばれるとはどういうことか
SEOはGoogle検索で見つけてもらう取り組み、MEOはGoogleマップで見つけてもらう取り組みです。AEO/GEOは、AIが回答を作る時に自社・商品・店舗の情報を理解し、引用・推薦しやすくする取り組みです。
大切なのは、AI向けの特別な文章を書くことではありません。人間にもAIにも読み取れる形で、事実を具体的に公開することです。
なぜ候補に入ることが重要か
AIが3件だけを推薦した場合、4件目以降は比較されない可能性があります。つまり「Webサイトがある」だけでは足りず、AIが条件に合うと判断できる材料が必要です。
商業施設なら、店舗一覧だけでなく、子連れ対応、駐車場、営業時間、飲食店、イベント、予約の可否などが読み取れる必要があります。企業なら、対応領域、実績、料金の考え方、対象顧客、問い合わせ方法まで明確にします。
AIが読み取りやすい情報
- 営業時間と定休日
- 料金と追加費用
- 商品・サービスの特徴
- 対象者と向いている利用場面
- アクセス、駐車場、対応エリア
- 在庫、予約、問い合わせ方法
- よくある質問と回答
- 最終更新日
画像の中にしか書かれていない情報や、「詳しくはお問い合わせください」だけのページは、AIが比較する材料を持てません。重要事項は本文として公開し、ページごとに内容を完結させることが基本です。
商業施設・店舗に置き換えると
AIは条件理解、比較、推薦、行動の順に進みます。施設側は「誰に、どんな時に、なぜ合うのか」を言葉にしておく必要があります。
たとえば「駅から3分」「ベビーカー可」「駐車場120台」「20時まで営業」「雨の日でも利用可」のような具体的な情報は、AIが利用条件と結びつけやすい材料です。
朝活会で行ったワーク
自社・店舗についてAIに質問し、実際に推薦されるかを確認しました。
- なぜ上位の会社・店舗が選ばれたのか
- 自社が候補に入らない理由は何か
- AIはどの情報を根拠にしたのか
- どの情報を追加すれば推薦されやすくなるか
結果を正誤だけで終わらせず、「AIが判断する材料がWeb上にあるか」という視点で見直すことがポイントです。
まとめ
AEO/GEOの出発点は小手先の最適化ではありません。営業時間、料金、特徴、実績、FAQなど、顧客が知りたい事実を正確に整理し、更新し続けることです。
AIに選ばれるサイトは、結果として人にも分かりやすいサイトになります。まずは自社名と顧客の具体的な相談をAIに入力し、足りない情報を一つずつ見つけてください。